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団体受験

実施団体のご紹介

日本大学三島中学校

日本大学三島中学校は、平成15年4月に静岡県三島市に開校した日本大学の付属中学校です。
学校が目指すのは、生徒一人ひとりの『生涯を通じた知的活動能力』を育成し、『国際人』としての基礎力を高めることであり、 生徒たちの未来に大切なこの時期を高校受験にとらわれることなく、生徒一人ひとりを多面的に把握し、個人に合った教育をしながら 「知育、徳育、体育」のバランスのとれた「素晴らしい人間」としての成長を一貫して実現していくことです。
そのために日本大学三島中学校では大学との協力関係のもとで独自の新しい方向性を展開しています。
「学んだ先・学ぶ意味」を伝えるために大学講師を迎えての特別授業を実施したり、日本大学14学部80学科の大学キャンパスに 中学生を受け入れて中学校の学習テーマに役立てたりと、中学生の段階で学問の最先端に触れ、学問の奥深さを知るという 素晴らしい経験ができます。
この恵まれた教育環境の中で、子供たちの知的好奇心を育てているのが日本大学三島中学校です。

日本大学三島中学校様の実施要項

  • ◇受験対象:中学1年生、中学2年生、中学3年生(182名実施)
  • ◇受験グレード:AIIIグレード、BIグレード、BIIグレード
  • ◇受験月:7月 / 11月
  • ・1年生はAIIIグレード、2年生はBI、3年生はBIIを基本的な受験グレードとして実施。
    ・1学期終了直前の「今までの学習の理解」と「聴き取り能力や判断力、計算力などの総合力」の効果測定と、 楽しい検定で生徒たちの学習意欲の喚起に期待しての実施。

TOMAC受験前に期待したこと

英語も数学も、、。すべては理解することからはじまります。

第2学年担当  大川 幸祐 先生 (英語)

本校がTOMACを団体受験するにあたって、私自身、一番の魅力に感じたのは リスニング問題でした。目新しさのほかに、「数学でリスニング問題?何であろう」と いうところからの興味も持ちました。 最近の子どもたちを見ていると「人の話を聞く姿勢、聞いたことに対する理解力、その内容を自分の立場 で活用する」ということがなかなか見られないような気がしていました。メモテイキングという技術自体もか けている子どもも多いように感じられます。 そのような中、本校では、通常の授業の他に、課外活動で「対面することで学ぶ」という視点から外部の 方のお話を聞く機会を多く設定し、生徒たちにはより多くの経験を積み、本当の意味で成長できるような機会を設定することを心がけています。 実際にその中で「話を聞き、メモを取り、自分の理解」につなげていくということに重点をおいて指導しています。
TOMACのリスニング問題はメモテイキングという能力養成にはうってつけであり、聞き取る目的をはっきりさせながらその技術を習得させることができると思いました。
私自身は、英語の教員で、外国語の音声教育ということに関しては、力をいれて行なっています。(本校の英語教育の特色でもあります。)聞き取り、理解する。聞き取れたものを音にする(返答する)。『活用』という観点においては、アウトプットの目的に違いはありますが、英語もTOMACのリスニングも、自分の内部にあるものを、外に出す。つまりは、理解していないと外には出て来ないので、現代の子どもたちに養ってほしい理解した内容における『活用』という能力が養えるのではないかと期待しています。

TOMAC受験後の感想

柔軟な発想力や多面的なものの見方を身につけて欲しい

第3学年担当  深瀬 友美 先生 (数学)

数学の検定試験をいろいろと調べている中で、TOMACにはリスニングの問題があること、そして「数学の能力」だけでなく、ひらめきや発想力を問う「潜在能力」が測れることに魅力を感じ、団体受験を提案しました。「学校で行われる定期試験だけでは見えてこない、生徒たちの潜在能力を知りたい」という気持ちも強くありました。
さて、受験から1ヶ月。結果を見て驚いたのがリスニング問題の正答率の低さでした。初めてのことで、生徒たちが少なからず戸惑いを感じていたのは確かです。 それにしても・・・。改めて、メモテイキングの重要性、与えられたものから自分に必要な情報を聞き取る能力を養うことの難しさを痛感しました。
数学の能力を問う問題では、基礎問題は出来るもののすこし「ひねり」を加えた問題では正答率が下がっています。馴染みのない(予想外の事態が起こったときの)問題処理能力が低いようで「何を聞かれているのか、問題の中のポイントは何なの」等々、問題の意図が読み取れていないように感じました。普段の授業でも「解き方よりも考え方に重点を置いて指導するとよいでしょう」とのアドバイスをいただきました。
分析力や、論理的思考力を問う問題では、3年生の正答率が最も高く、授業や日常生活、さまざまな体験学習通じて、養われていることを感じました。
学校の定期試験の成績と、TOMACのスコアが必ずしも比例するわけではなく、いただいた成績一覧表を見ると「あっ」と驚く生徒がある能力が飛び抜けていたり、学校の成績では平均クラスの生徒が正答率の低い問題を 正解していて高成績をあげていたりと新しい角度で生徒を指導するよい材料にもなりました。
また、生徒個人も自分の弱い部分を的確に認識して、これからは柔軟な発想力や多面的なものの見方、 考え方を身につけていって欲しいと願っています。
そのためにも、TOMAC受験は継続していきたいと考えています。