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コラム

角度の測りかたは左回転か右回転か

2005年7月1日

北海道工業大学 総合教育研究部長 岩井 泰夫

数学で角度を表現するのに度数法や弧度法を用いている。

度数法は1年の日数の概数を利用して1回転を360度としている。360は等分しやすい数である。2等分、3等分、4等分、5等分、6等分、10等分、12等分・・・・・。

60秒で1分、60分で1時間、24時間で1日、7日で1週間、・・・・。

1度はさらに60等分して1分、さらに60等分して1秒としている。現在使用している時間の数え方と同じ原理である。数学では平面に直交する座標軸を描き、X軸の正方向0度として、左に回転するのを正の角度としている。

しかし、オリエンテーリングなどで使用しているコンパス(磁石)では北の向きを0度とし、右回転を正の角度で表現して方位を表している。東は90度、南は180度、西は270度という具合。

方位を昔から十二支(子、丑、寅、・・・・)で表すことがある。これも順序は真北から右回りで数えている。

数学での扱いと違いがあるのはなぜだろう。

数学での角度表示をいつだれが考案し、どのように使われてきたのか、ぜひ知りたいものである。